32段1,200体!? 圧巻のひなまつり
可睡斎では2015年から、「一度は役目を終えたおひな様にもう一度命を与えることができないか」という考えのもと、人形供養で納められた雛人形を飾りひな祭りを開催している。
そもそも、「ひなまつり」とは!?
平安時代中期、3月の初めの巳の日に、上巳の節句と言って、人形に自分の厄災を託して海や川に流し、無病息災を願う祓いの行事が行われていた。
またその頃、上流貴族の子女の間では「ひいな遊び」という、人形を使って遊ぶのが流行していた。
これらが、ひなまつりの起源であるという。
長い年月の間にこの二つが一緒になって「ひなまつり」へと変化していくのだが、室町から安土桃山時代あたりまでは、お祓いの意味が強い行事だったという。
現代のように華やかになったのは、江戸時代である。京都御所で盛大な「ひなまつり」が開かれたのをきっかけに、大奥そして江戸庶民へと広がっていったという。
室内ぼたん庭園も同時開催
約20品種、70鉢のぼたんが常時見頃になっていて、華麗に咲くぼたんを鑑賞することができます
アクセス・営業時間
【開催日/営業時間】
令和6年 1月1日(月・元旦)~3月31日(日)
時 間/午前8時~午後5時<閉館>
場 所/可睡斎 瑞龍閣
拝観料/700円 〈小学生以下無料〉
(室内ぼたん庭園・諸堂拝観含)
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